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10年後の健康な身体を手に入れたいなら糖質制限&低脂肪ダイエットなんて絶対に止めておいた方がいい理由
こんにちは!女性専門パーソナルトレーナーの池田快人(イケダカイト)です。⇒プロフィール紹介はこちら
前回の記事は、ちょっと本気を出したこともありw、お陰様で人気記事の一つとなりました!前回の記事:アナタの幸せのためにも、ダイエットの概念を変えておこう!女性が綺麗になれば日本全体が幸せになる話。
さて・・・
今日は、本気を出します。笑

今、流行りのダイエット方法についてスパッ!!と切らせていただきます。
今回の内容は、現代の”厳格な糖質制限や低脂肪ダイエット”が、どれだけ身体に負担をかけているかをプレゼンします。ブログで。だいぶ長くなるので、途中でいったん力尽きています。笑
現在、糖質制限ダイエットを行っている方、糖質制限を行って体調に変化があった方、ダイエット指導をしている方々に、今までの知識や先入観を一度捨てて読んでいただけると幸いです。
糖質制限ダイエットって、実際痩せるけど・・身体の中では何が起こっているのか?
厳格に糖質制限を行って痩せたことのある人は多いです。(というか、ほぼ間違いなく痩せます)糖質制限を行って痩せる理由は、下のような理由が挙げられます。
- 糖質だけでなく単純に1日の食べる量が減った
- 変に精製されているお菓子や植物油脂、ショートニングなど”炎症”を起こす食べ物が減った
- ダイエット中だから運動をはじめた
- ダイエットに集中しているからストレスを感じにくくなった
- 早めに寝るようにした(睡眠時間が長くなった)
- その他、時間管理や自己管理ができるようになった
などの理由が主に挙げられます。
そもそも糖質と炭水化物の違いって?
炭水化物は「食物繊維(不溶性&脂溶性)」+「糖質」です。食品の裏側に「成分表示」というのをよく見かけると思いますが、炭水化物3.0gとあれば、糖質2.7g、食物繊維0.3gなどの表記になります。
まぁ、この辺りは今日の記事ではそんなに重要ではないのでです。混乱する方のために念のため。ざっくりいきます。w
糖質制限ダイエットは、本当に身体に良いのか?
ここは重要です。糖質制限ダイエットを厳格に守る人は、この糖質を「ほぼ全て」節制してしまいます。アナタも経験があるかもしれませんが、エステ、パーソナルトレーニング、ダイエット指導を受けるとお米やパンなどだけでなく
- フルーツ
- 根菜類
- はちみつ
- 野菜でも糖質の入っているもの(例えばトマトとか)

この辺りの食材も「NG]を出された経験がないでしょか?(僕は、ストレスの多い方には、ハチミツシナモンティーとか超絶おススメします)実践をすれば、確実に痩せたと思います。ただ、健康的に痩せたかどうか?ストレスなく痩せたかどうか?はどうでしょう?例えば、肌に潤いがなくなったり、月経周期が乱れたり。
僕も減量やダイエットをするのであれば、お米やパンの量は控えたほうがいいと話します。(デンプン質の糖質)ただ、先ほど挙げた「フルーツなど全ての糖質を抜くのは絶対に止めたほうがいいよ!」って話します。僕も、糖質ダイエットというのが、今よりも流行る前に糖質制限を実践してみたことがあります。結論は、痩せました。体脂肪率も落ちました。ただ、低体温になりました。あと、いきなり意識が飛びそうになったこともあります。当時は、知識不足で理由が分からなかったのですが、今はその理由が分かります。とにかく、身体は悲鳴をあげていた状態でした。
その理由を、今日は具体的に説明してきますね。健康的なダイエットや正しいダイエットを目指す方に、あとはお子さんの食育について悩んでいる方々の参考になれば幸いです!
糖質の種類について
まず、糖質にも種類があります。(意外に糖質にどんな種類があるのか知らない方が多いです)多くのダイエッターがここを理解しないで何でもかんでも「全ての糖質はダイエットに悪!!」と実も蓋もない固定概念に捉われます。
糖質の種類は大まかにいうと
- 単糖類
- 二糖類
- 少糖類
- 多糖類
に分かれます。分かりやすくするために、今日は1の単糖類と4の多糖類について説明してきます。
単糖類とは?
単糖類というのは、糖がこれ以上分解されないもの。口にしたあとに変に消化や分解の過程を踏まないので、消化に負担がかからず、スグにエネルギーとして活用される糖質。といえば分かりやすいでしょうか?
僕は、この単糖類まで抜いてしまうダイエットに警笛を鳴らしているわけです。主な食材としては
- フルーツ
- はちみつ など
です。具体的には
- フルクトース
- グルコース
- ガラクトース
などと呼ばれているものです。確か、単糖類だけで10~20種類くらいあったと思います。
多糖類とは?
多糖類というのは、糖がいっぱいくっついているものです。単糖は1に対して、多糖類はいっぱいです。笑 簡単に言うと単糖類の逆で消化や分解に時間がかかります。その分、内臓の仕事が増えるとイメージしていただいていいと思います。(アナタも仕事が増えすぎて、睡眠など休む時間が少なくなったらストレスになるでしょう?それと同じことが内臓にもいえます)
僕は、多糖類はダイエットや減量をしている方にはお勧めしていません。身体を大きくしたい人や体重を増やしたい方にはお勧めします。具体的には
- 穀類(白米、小麦粉食品(パン、麺類など))
- じゃがいも
です。具体的には
- デンプン
- グリコーゲン
- セルロース
などです。デンプン質を多く含む食品の特徴として
- 単糖類のものに比べて水分が少ない(だから焦げやすい)
- 粘着がある
- 甘みが少ない
です。一般的な人はこの多糖類の食品を「主食」と言っているわけです。当然、フルーツなどよりも100gあたりに対しての糖質の量が増えます。しかも、糖質の種類が違います。(エネルギーに変換するまでに多くの工程を踏む)運動をしない方、筋肉量が少ない方(代謝や循環が悪い方)がこれを主食にすればどうなるか?はご想像にお任せします。(これは、単糖類であるフルーツやはちみつでも同じことが言えます。エネルギー変換しない(運動量や筋肉量が少ない方)は量や摂取する時間帯には気をつけたほうが良いです。)
全ての糖質を控えてダイエットをするとどうなるか?
今日の記事で一番大切なところです。先ほど伝えたとおり、糖質制限ダイエットは痩せます。ただ、痩せ方に問題があります。 体調を悪くしたり、潤いがなくなってもいいのであれば糖質制限を厳格に守ってダイエットをしてもいいと思います。それを本人が望むのであれば。ただ、知らないでやっている人も多いです。僕は「何の為にダイエットをするのか?」を大切にしながらダイエットに取り組むべきじゃないか?と思います。だから、10年後にどんな自分になっていたいか?これを創造しながら行うことが大切だと。
では、全ての糖質を控えていると体内でどんなことが起こるのか?そこを今から説明していきます。
糖質制限で体内に起こる危ない現象
結論を言うと「低血糖」がおきます。特に、糖質+脂質の両方を抜いたダイエットをしている人は・・・危険度指数98くらいです。痩せたい!と言いながらドーナッツを食べている人くらいの危険度指数です。具体的に低血糖になると身体にどんなことが起こるでしょう?
低血糖になるとどうなるか?
低血糖というのは、その名の通り血糖値が下がることです。よく血糖値ダイエットというのをやったことのある人もいると思います。アナタも経験があるかもしれません。「出来るだけ血糖値が急激に上がらない食べ物(GI値の低い食べ物)を食べたほうが良いよ!」っていうダイエット方法です。(実は、GI値という値自体そんなにあてにまるものでもなく・・・GL値の方が重要です)
血糖値のコントロールが出切るか出来ないかは、僕たちの身体にとって死活問題です。確かに血糖値が上がりすぎるのは、身体にとって大きな負担となります。インスリンというホルモンが過剰に分泌されるからです。反対に、血糖値が下がりすぎるのも身体にとっては大きな負担となります。コルチゾールというホルモンが過剰に分泌されるからです。
糖質制限を厳格に守る人は「低血糖=コルチゾールの分泌量が増える」状態に陥りやすいです。これが身体にとっては危険な状態ということです。糖質も脂質(両方とも身体のエネルギーになるもの)を控えた状態で、筋トレなんてした日には、もう身体はケチョンケチョンです。そして、仕事中もストレスを抱えている人だとしたら、もはや細胞は死ぬほどのショックを受けているはずです。
コルチゾールが身体に及ぼす影響
低血糖状態やストレスを長く受けている状態もコルチゾールを高めます。あとは、アドレナリンの分泌量も増えます。このコルチゾールとアドレナリンは俗にいう”ストレスホルモン”というものです。これらが身体に及ぼす影響として
- 情緒不安定
- 攻撃性を高める(イライラやキレやすくなったりする)
アドレナリンは、肝臓の”糖”のストックを血液中に放出します。(糖を放出するから良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、そうじゃないです)この肝臓の”糖”のストックは、そんなに長く持たないため、次にどうするかというとアドレナリンとコルチゾール君たちは、もっと身体にたくさん溜まっている”脂肪”を分解して糖に変換します。(低血糖による脂肪分解のことをリポリシスと呼びますが、簡単に言うと「危ない痩せ方」です。これを厳格に糖質制限ダイエット&ハードなトレーニングを行っている人に起こりやすい現象の正体です)
さらにコルチゾールは、たんぱく質も糖に変換します。低血糖(コルチゾールやアドレナリン)は、人体の代謝システムを狂わす原因の一つです。
低血糖と同じように危険信号になる高血糖
ここからは、食べ過ぎや血糖値が急激に上がる食べ物(デンプン質の食べ物をダイレクトに入れるなど)で起こる、高血糖についてお伝えしていきます。(高血糖になると大量のインシュリンが分泌されるので、結局低血糖になる危険があります)
ここまで、書いていきましたが・・・、さすがにまだまだ続くので今日はいったんここまでにしておきます笑。また、随時更新してきます!
≪続く・・・≫

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