女性専門パーソナルトレーニングサロンMERISE@恵比寿代表の池田快人です。
※詳しいプロフィールやダイエット実績はコチラからどうぞ
僕は、これまで自分自身の身体を実験台にしながら、色々な食事方法を試してきました。(今も勉強中ですが)
食事が身体にどのような影響を与えるのか?具体的なポイントは下記の4つです。
- どんな食事をすると太るか?
- どんな食事をすると痩せるか?
- どんな食事をすると調子が良くなるか?
- どんな食事をすると調子が悪くなるか?
痩せたい女性は、1、2は気になるところだと思います。
そして、痩せることだけを気にしすぎて、3、4を気にしながらダイエットを行う女性は少ないです。(健康を害したことのない人は特に)
僕が伝えているのは、痩せる事ばかりを意識していると、実は身体に悪い食事方法をしながら痩せることもあるんだよ!ということを女性ダイエッターの方々に伝えています。
その中で、ダイエットをしたことのある女性であれば、殆どの方が経験したであろう「糖質制限ダイエットの勘違い」について今日はお伝えして行こうと思います!
目次
【糖質制限に警笛】糖質制限ダイエットは時代遅れ?!健康美人が摂っている糖質を紹介

糖質ダイエットは痩せるか痩せないか?
糖質ダイエットは痩せます。特に食べすぎていた人や糖質を多く含む食品(例えばパスタとかパンとか)を毎食食べていた人であれば2週間糖質を控えるだけで2、3キロ痩せる人も少なくはないでしょう。
ただ、これが身体にとってどのような影響を与えているのか?健康的なのか、実は不健康なのか?ここまで理解している方は少ないと思います。全ての糖質は悪なのか?それとも摂った方がいい糖質はあるのか?
身体の細胞って、悪いものが入ってきても高速で処理をしてくれていて、すぐに病気になったりするわけじゃないです。ただ、その処理の量が限界に達した時に不調となって(最初は軽い症状)身体に現れます。
身体を不健康にしながら痩せるダイエットをしたい人であれば別に気にしなくていいです。でも、人間やっぱり健康あってこその美容だし、人生だと思うので、一人でも多くの女性が健康的なダイエットができるよう勉強が必要だと思っています。
痩せたけれど極度な糖質制限で、イライラしやすくなったり、肌が荒れたり、生理が止まったり、周期が不安定になったり・・・いつも身体がだるくなって、眠くなったりしたことがある方に参考になれば幸いです。
そもそも糖質って何?
糖質は大きく分けると
- 単糖類
- 二糖類
- 多糖類
があります。
例えば多糖類というのは、最近流行っているタピオカミルクティーに入っているあのタピオカ。あれは、澱粉を加工して作っている多糖類のものです。あとは、多糖類で僕たちがよく食べるのはパンとかご飯(白米)ですね。一般的には「腹持ちが良い」と言われる食材です。
単糖類は、
- ブドウ糖(グルコース)
- 果糖(フルクトース)
を覚えておいてもらうと、このあとの話が分かりやすいです。
この2つに色々と誤解があります。本当は天使のような2人なのですが、なぜか巷のダイエットでは悪魔みたいになっています。(そもそも、この2つがダメ!っていうお医者さんが本を出したりしているのでそういうイメージになっているのもありますが・・)
具体的には、フルーツなどに含まれるものです。
糖質制限で控えたほうがいい糖と控えないほうがいい糖
控えたほうがいいのは、多糖類の方です。
具体的にはデンプン質と言われるものですね。
ただ、パーソナルトレーニングを受けたことのある方、ご自身で調べながらダイエットをされたことのある方だと「果糖も控えた方が良い」というのを、耳にタコができるくらい言われたり、本で目にしたことがあると思います。
ライザップさんだと、フルーツだけじゃなくトマトなども糖質が入っているから控えましょう!と言われたことのある方もいると思います。
で、僕が言っているのは、果糖を控えるダイエットは健康的に痩せたいのであれば止めたほうがいいよ!と言っています。(果糖(フルクトース)とジュースに入っているようなブドウ糖果糖液糖は、全く別のもですので念のため)
果糖が身体に及ぼす影響
果糖やブドウ糖は、
- 血糖値を急上昇させる(インスリンが分泌されるため、ダイエットに向かない)
- すぐにお腹が空く
- 肝臓にダメージを与える(糖代謝が悪くなる)
などと出てきます。
果たして本当にそうでしょうか?
と、言うのが健康的にダイエットをされる時に大きな課題になってくる部分です。
フルーツは血糖値を急上昇させるか?
はじめにお伝えしておくと、フルーツを食べて血糖値が急上昇する人は「糖代謝」がうまく行われていない可能性があります。
簡単にいうと、身体が糖の代謝よりも優先的にしなければいけない仕事がある方です。(ここで言うフルーツは缶詰などのフルーツではなく自然のフルーツのことです)
具体的には、過酸化脂質を多く体内に蓄えている方。揚げ物とか、植物油脂とか、ショートニングなどの入ったお菓子を食べている方ですね。そういう方は、まずは身体に炎症を引き起こす過酸化脂質を外に排除する仕事を優先します。(この場合に糖代謝がうまく回らなくなります)
仕事でイメージするとわかりやすいですが、仕事がパンパンすぎて、本当にやりたいことが出来ない状態と一緒ですね。だから、身体はストレスを溜めます。そして、糖が入ってきても代謝がうまく回らないので”血糖値が上がってしまう”(上がりやすい身体のシステムになっている)というメカニズムです。
ですので、身体がきちんとした状態の方であれば、フルーツを食べて血糖値が急上昇!なんてことはありません。(どんなフルーツをどのくらい食べるかによっても違いますが。)
果糖は肝臓にダメージを与えるか?
肝臓は、一般的には
- 糖などの代謝
- アルコールなどの毒素の排出
を行う臓器の一つとされています。
だから肝臓に過剰に負担がかかると、糖などの代謝スピードが落ちたり、毒素が溜まったりして、その結果脂肪が溜まりやすいなどと言われています。
でも・・・糖の代謝は肝臓だけで行われるわけではないことが分かってきたことと、身体が代謝を行うときに果糖(フルクトース)やグルコースを使用するというデータがあります。
僕は、このデータを検証する為に、とある実験を行ってみました。
その実験ない内容というのが「お酒を飲む。そして、お酒を飲んでいる最中に果糖を摂る。」というものです笑
生化学に出てくる、化学構造式みたいなのとにらめっこするだけよりも、自分で実感するほうが勉強になります。
シンプルに考えて、お酒を飲むことは肝臓にダメージを与えますね。毒素の排出をするので。そして、一般的に出回っている果糖が肝臓にダメージを与える。というのが本当であれば、お酒と同時に果糖を摂取したら大ダメージを食らうわけです。肝臓がダメージを受けると炎症が起こりますから、赤くなったり、だるくなったり、眠くなったりします。(お昼ごはんに多糖類のものを大量に食べると眠くて仕事どころじゃなくなるみたいに)
酒を飲みながら果糖を摂取した結果・・・
これ、、、お酒を飲む人は騙されたと思ってぜひやってみてください!!
身体がめちゃくちゃ楽になります。
お酒を飲むと、肝臓で分解されるまで数時間~長いと10時間以上かかります。お酒を飲んだ翌日にだるくて朝起きれないとか、頭痛がするとかあると思います。果糖を入れると、それがなくなります。(もちろん、肝臓が弱い人とか、普段の生活が乱れている人は症状が出る場合もありますが、果糖を摂らないよりも明らかに楽になります)
ここは、まだまだ勉強中のところですが、ストレス下においてフルクトースがあるとないとでは、身体の代謝回路がスムーズになるかどうかに大きく関わっていそうです。(もちろん、スムーズなほうが回復が早い)
※肝臓機能障害、乳酸アシドーシスの人にフルクトースを摂取させると改善された症例もあります
ハダガデバネズミが他のネズミよりも長生きな理由は?
通常のネズミは、寿命4~5年くらいと言われています。でも、ハダカデバネズミは30年近くも生きるんだとか。しかも、歳を重ねても出産能力などは低下せず、老化をしない最強の哺乳類という説もあります。
このハダカデバネズミは、とても興味深くて18分間無酸素下の状況においても、死なないらしいんです。そして、その理由がフルクトースを代謝させて脳や心臓を活動させることができるという研究報告があります。
参考:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/042400156/
まだ、体内の中で何が起こっているのか、僕にはわからないところもありますが、代謝やダイエットにおいても、フルクトースやグルコースが鍵になってくることは間違いなさそうです。
フルクトースの凄いところ
僕は、先ほどのアルコール実験でフルクトースを摂取している時の方が明らかに身体の調子が良くなるとお伝えしましたが(1回だけでなく何度やってもフルクトースを入れたほうが調子が良いです)
もう一つ、フルクトースの凄いところがあります。
それが、通常お酒を飲むと筋肉って分解されるスピードが速くなるんです。筋肉が分解されるということは、お腹がダブついたり、ポニョポニョしたりします。それが、フルクトースを摂取していると筋肉が落ちる感じがしないんです!!
もう、フルクトース様サマーです。(お酒を飲む人は騙されたと思って一度やってみてください)
おススメのフルクトースが入った食材
- 果物(今の時期ならスイカ、桃、など)
- 生はちみつ(必ず非加熱のもの)
今日のまとめ
フルクトースがないと、代謝がうまく回らない。(TCA回路)
だから、果糖を摂らないダイエットは痩せるけれど、代謝回路がうまく回らずに、実は細胞に負担をかけている可能性があるよ!ってことです。
僕は、果物、はちみつ、黒糖など1日で結構食べますが、全く太らないです。あと、お客さんもフルーツやはちみつを摂取する人は結構口にしていますが、それで太った!という声は1人も聞いたことがないです。(むしろ糖質制限をしていた頃よりも調子が良くなったという声が多いです)
さてさて、次回は僕が実際に使用しているはちみつを紹介しながら、どのくらいの量を摂取したほうがいいのか?などを紹介していきます!
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