短期ダイエットの盲点。
今日は、これを課題に取り上げてみましょう。

短期ダイエットをしたことのある人であれば、薄々この盲点に気付き始めているのではないでしょうか?
例えば2ヵ月で-10キロしたよ!とか、3ヶ月で15キロ、20キロ痩せたよ!
そういう広告が大々的にされています。サービスを提供する側からすれば、次の顧客を呼び込みのための良い広告となるでしょう。
ただ、痩せた人たちがその後どうなったのか?
これを公開しているところはほぼゼロです。
今日は、短期ダイエットは身体にどのような影響を与えているかを
出来るだけ分かりやすく説明していきましょう。
目次
【保存版】~短期ダイエットの闇~短期ダイエットが向いている人or向いていない人
女性からすれば太っている自分を、少しでも早く痩せさせたい。
それで、着たい服が着られるようになればもっと楽しく過ごせる!
だからそこ、短期で結果を出したい。短期で痩せたい。
そりゃ短期で結果が出なければ、モチベーションも下がるし
何のために我慢して食事制限をしているのかよく分からなくなってきますよね。
ただ、その反面・・・短期ダイエットで痩せた女性たちはこんな悩みがあることも。
現実には
- 痩せたけれど変な痩せ方をした
- 痩せたけれど食事制限のストレスでその後にドカ食いしてもとに数ヵ月で元に戻った
- 痩せたけれど体調を崩したり、生理周期が乱れた(または止まった)
- 肌や髪の毛がパッサパサになった
- 女性らしさを失った
- 余計にダイエットの迷子になった
- 指導者に言われた通りにやっただけなので、やめたら自分でやり方(食事や運動方法)が分からずにリバウンドした
- 痩せたら綺麗になると思っていたのに変わらなかった
こういった声があるのも現実ですし、こういった悩みを改善できるように
指導者側は知っておかないといけないと感じます。
では、痩せてもこのような声があるのはなぜでしょう?
短期ダイエットの盲点と潜んでいる危険

僕には、「健康的に痩せたい!」という女性に”極端すぎる短期ダイエット”をおススメしないワケがあります。
そのワケはというと・・・
人間なんでも「急いで」とか「早く」って身体に負担がかかる&犠牲を伴います。(これは絶対的な法則です)
アナタにも経験があると思います。
「早く早く」「急がなきゃ」と焦って、忘れ物をして結果的に「もっと時間がかかってしまった」
そんな経験が。
短期ダイエットって、痩せることに特化しているけれど
実は、身体に物凄い負担がかかっていることはあまり知られていません。
例えば、短期ダイエットが身体に負担をかけてしまう理由として分かりやすいのは
アナタがお風呂に入るとしましょう。体温は36℃。
いきなり冷たい水風呂にドボン。
どうなるか想像できます?
他にも
「寝起きで全力疾走」
「高さ3メートルからジャンプ」
「空腹状態で酒を一気飲み」
「街で見かけた素敵な男性に、私と結婚して下さい」
これらは全て、「いきなり過ぎる」んですよね。
身体にとっても負担だし、心も準備が出来ていない状態です。
果たして、これが身体に良いかどうか?ということです。(早く結果が出ることと、身体に良いかどうかは別です)
意外に気づかないですが、2、3ヶ月で体重の10%以上落とすことは、身体にとっては
上記のことと同じような「ストレス」を与えます。(やり方によりますが、糖質制限はその代表的な例です)
※間違った糖質制限ダイエットについてはコチラの記事をご参考ください
糖質制限で控えた方が良い糖と控えすぎない方がいい糖
健康的なダイエットと不健康なダイエットの違い
僕は、昔、小学生の頃に友だち3人と「誰が一番高いところから飛び降りられるか?」という遊びをしました。
僕は、危ないところに行くのは慣れていたので2.5メートル位の高さから飛び降りてもケガはしませんでした。
でも、友だちのM君はそういうのに慣れていなかったから、飛び降りた時に膝で自分の顔面を強打して鼻血ブー。
もちろん、大泣きです。笑

このように、ダイエットでも何でも“段階”をおってやらないとリスクは増します。
いきなり高いところからジャンプじゃなくて、階段を使えばリスクは減ります。
ダイエットの知識がない人が、自分一人で行う短期ダイエットはこれと似たようなことが起こります。
2ヶ月で-10キロを目指し、いきなり糖質ダイエットする!といって、全ての糖質をカットするのはM君のように鼻血ブーする可能性が高いということです。
甘いものでも、最初のうちは植物性油脂と人工甘味料が入っているお菓子から控えはじめたり、でんぷん質の食べ物の量や頻度を減らすだけでも成果は出ます。
そうやって一段一段階段を進む位の方が、結果的には身体への負担も少ないし、持続的な効果が期待できます。
とは言っても・・・早く痩せたい!というアナタへ

まぁ、とは言っても早く成果を出したい!というのが女性のホンネでしょう。
そういう時におススメの方法があります。
断食(ファスティング)です。
これは、やったことのない人であれば、とても貴重な経験になると思います。
断食が身体に良いかどうかは置いておいて、短期間で体重を落とすとどうなるか?が、少しは分かると思います。
例えば、アナタが友だちの連絡先をすべて削除して、友だちとは一切連絡をとらない期間を作ったとしましょう。
でも、ある程度の期間が過ぎると気づくはずです。
連絡を取らなくてもいい人と、自分にとっては必要不可欠な人の違いが。
断食は、少しこれに似たところがあります。
食べ物を食べないと、自分にとって本当に必要だった食べ物と、そうでない食べ物の違いが分かります。
ファスティングを3日間した後に、植物性油脂と小麦粉たっぷりのパンケーキを食べたらどうなると思いますか?
間違いなく、
- 胃もたれ
- 体調が悪くなる
- 気持ち悪くなる
このような症状が起こります。
あとは、ずっと糖質を抜いたファスティングを行っていると、
- 頭痛
- 倦怠感
- 低血糖
このような症状が起こる可能性もあります。
こういう経験をすると少しは気付くはずです。
植物性油脂や小麦粉などは、身体にどんな影響を与えていて
全ての糖質を排除するダイエット方法が、いかに危険かということに。
※いつも小麦粉などを食べている人は、身体の変化に気付きづらいです。
慢性化した肩こりに気付かない人もいますが、それと似たような症状です。
「感覚がない」というのは、自分のカラダに興味がない人か、結構危ない状態の場合が多いです。
短期ダイエットが向いている人or向いていない人

短期ダイエットは、
- 自分のカラダの事や食事などの知識を高めるために短期ダイエットを選択する人
- 定められた目標(例えば結婚式とか)がある人
- とにかく太っていることが嫌。一度でも痩せて自分に自信を持ちたい人
- 自分のカラダにどのような変化があるかを経験したい人
- 短期ダイエットのやり方によって、カラダにどんな違いがあるか知りたい人
- 長期的な健康のために、短期ダイエットを活用する人
これらの方には、僕はお勧めします。
逆に短期ダイエットが向いていない人というのは
- ダイエットが人生の目的になっている人
- 目標体重をクリアすればゴールだと思っている人
- 痩せる=幸せになれる!と勘違いしている人
- ダイエットの本質を理解していない人
- 自分で考える習慣がない人(これは特に危ないです)
もし、アナタが短期ダイエットが該当しない人に当てはまっているなぁ~~~と、感じたら
おススメのやり方があります。
それは、心理学(や脳科学)+ダイエットです。
(この詳細は、また別途でお伝えします)
短期ダイエットだけに限らず、極端すぎると身体にはストレスを与える
ここまで、短期ダイエットの盲点についてお話してきました。
これだけは言えることは、
「極端な食事制限やトレーニングをすれば短期間で
痩せることは出来るけれど身体には物凄い負担がかかっている」
ということを、頭に入れてダイエットに取り組むかどうかで
長い目で見てアナタの身体や健康に影響が出てくる可能性が高いですよ
このことをお伝えしたく、今日のブログを書いていきました。
最後に
僕は不思議なんです。
短期間で太り過ぎるのは身体に悪い と理解している人が多いのに
短期間で痩せすぎるのは身体に悪い と理解している人が少ないことに。
これは、今の日本が「痩せる=綺麗」というイメージが先行しすぎている気がします。
病気になって痩せるも、間違ったダイエット方法で痩せるのも、カラダにとっては似たような反応が起こっています。
※短期ダイエットでは2ヶ月で体重の10%以上(70㎏の人なら2ヵ月で-7キロ以上)を
極端な食事制限やトレーニング方法で落とすのは控えた方が無難です。適切な指導を受けることをおススメします
健康的な痩せ方をするのか、不健康な痩せ方をするのかで「痩せる=綺麗」かどうかは変わってくるはずです。
この間違ったダイエット方法を理解して、正しいダイエット方法を認知されてくれば
女性にとっても素晴らしいことでしょうし、さらに生まれてくる子どもたちの食育に関しても
いい影響が与えられるはずです。
痩せることも必要だとは思いますが、身体の健康あってのダイエット。
痩せるため!ではなく、アナタにとって、カラダが喜ぶ食事方法やダイエット方法が見つかれば幸いです!
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