【第2話】~人生は変わる!子どもたちに学ぶちょっとブラックな食卓の物語~

≪登場人物≫

マサオ:2歳の頃に百日咳を患い、小さい頃からよく風邪を引いていたマサオ。マーガリンやパン、お菓子が大好物。

シゲキ:小さい頃から、アトピーを患っていたシゲキ。マサオの弟で、小学生の頃に4つ年上の子を殴り”キレるこども”のレッテルを貼られる。

ワタル:視力が以上に悪かったワタル。マサオの兄で、弟のシゲキと同様によくキレる。

母:男三人兄弟の母親。子どもたちのことを想い、仕事と子育てに両方に奮闘する。

父:中華料理屋を営む父親。よく、色々なところに遊びに連れて行ってくれる。料理の味付けは基本濃い目。

≪あらすじ≫

1980年代マーガリンブームの頃の話。子どもたちは、外で遊ぶことから自宅でファミコンをする子どもが増えてきた時代。そんな当時のよくある家族と食卓の物語。⇒第1話から読んでみる

第2話 食卓と家族の崩壊

 

よく、風邪を引いて、母親に大嫌いな「薬」を無理やり飲まされていたマサオ。しかし、小学校ではとても活発に運動をする子でもあった。父親によく”冒険”に連れて行ってもらった影響もあり、外で遊ぶことも大好きだった。

家族は仲がよく、みんな揃って食卓を囲んでいる、ごく一般的な家庭だった。

マサオが小学生の頃に流行り始めたものがある。それがファミリーコンピューターというなの通称”ファミコン”だ。もともと、テレビも大好きだったマサオは、ファミコンもスグに大好きになった。父親が厳しかったこともあり、ファミコンを買ってもらえなかったため、友だちの家に行くとファミコンで遊ぶ機械も増えた。

そうはいっても、現代のように持ち運びが出来るものではない。友だちの家で遊んでいても、どこの家の母親も

「いつまでゲームやってんの!いい加減、外で遊んできなさい!」

と、言われて、しぶしぶ外に遊びに行った。とはいっても、マサオの生まれは田舎だ。当時は、川に行けばカニやザリガニがいたし、山に行けばクワガタを沢山捕まえた。それはそれで、ゲームとは違う面白さがあって、時には暗くなるまで外で遊んできて、親に怒られることも多々あった。

そんな風に、自然のある環境と、ゲームのような2次元の環境と、相反する遊びをしながらマサオは育った。

そして、もう一つマサオが小学校2年生の時に、町内の友だちに誘われてはじめた「野球」にも熱中した。

マサオが野球を始めると、兄のワタルも同じ頃に町内の野球チームに入って兄弟揃って、父親と朝早くから近くの高校のグラウンドで練習をするのが日課になった。

野球を始めると、マサオは少しずつ風邪を引きにくくなった。相変わらず、マーガリンやパン、カレーライスは大好きで、野菜やフルーツ、魚はあまり食べなかったし、肉は食べたが、植物油脂が大量に使われた濃い味付けの豚肉の料理が多かったのだが、運動を始めてから少しずつ体調を崩す機会は減り、野球をキッカケに友だちともよく遊んだ。

小学校3年生になると、家の近くの駄菓子屋によく行くようになった。マサオが小学2年生の頃に、父親が新しい中華料理のお店を出したこともあり、家を引っ越したのだが、引っ越す前も、学校から帰るなり、おばあちゃんに100円玉をもらって、近所のスーパーにお菓子を買いに行く習慣があった。

いつも買っていたのは、男の子に大人気だった”ビックリマンチョコレート”や”チョコレートアイス”だ。

チョコレートが大好きだったマサオは、引っ越してからも駄菓子屋に通って、お菓子を買いに行っていた。当然、駄菓子屋は色々なお菓子が売っていたので、チョコレートだけでなくガムやあめ玉、スナック菓子など色々なものを買った。夏の暑い時に喉が渇くと、コーラをよく飲んだ。母親には

「コーラを飲むと骨が溶けるわよ!」

などと、言われたが、マサオは母親も飲んでいるところをみていたので、

「このシュワシュワ感がたまらないね!」

と、言いながら友だちと駄菓子やコーラを飲むのを、とても楽しみにしていた。

 

野球を始めて、風邪を引きにくくなったマサオだったが、小学生4年生頃になると、とあるものが皮膚に出来始めた。

にきびだった。

 

学校の友だちに

「マサオ、おでこになんか出来てるよ?」

と、言われて

「なんだこれ?」

と触っていたら、友だちが

「それ、にきびだよ!」

と言われた。

当時のマサオは

にきび?何それ?」

と言って、大して気にしていることもなく、むしろ面白がってにきびを潰して遊んでいた。

にきびが出来始めた時と同時期に、家庭では別の問題が起こっていた。

中華料理屋を営んでいた父親と母親の口論が頻繁に起こってきたことだ。新しく出した中華料理屋は、一階がお店で二階が住居になっていた。父親と母親、お手伝いさんの3人で店を切り盛りいていたのだが、父親の怒鳴り声が二階まで聞こえてくる。そんな機会が増えてきた。

丁度その頃から、マサオはよく一緒に遊んでいた兄のワタルとも一緒に遊ばなくなり、家にいても口を聞く回数が次第に減っていった。引っ越す前は、ほとんど毎日家族揃って食卓を囲っていたが、今ではほとんど家族揃ってご飯を食べる機会はなくなっていた。後になってわかったことだが、家族関係と食卓には深い関係があった。

育ち盛りの子どもたちは、学校から帰ってくるとお腹が空いているため、自宅にあるスナック菓子やお饅頭などを食べてから遊びに出かけていた。夕飯は、子どもたちだけでテレビをみて食べ、コミュニケーションをとることがなくなっていった。この頃から、歯車が狂い始めてきていた。しかし、みんなこのことからは目を背けていた。というより、今の状況でも大したことないと思っていた。

マサオは学校が楽しかったし、友だちと野球をするのが大好きだった。一人で遊ぶ時も、いつも壁にボールをぶつけて野球の練習をしていた。ワタルは小学6年生までマサオと同じ野球チームに通っていたのだが、中学生になると野球をやめた。

その理由は、15年以上経ってから聞いた。

小学校の頃から、2つ年下のマサオの方が野球が上手かった。父親は、素質のあったマサオとよく野球の練習をしていた。当時からワタルは、決して口にも態度にも出さなかったが、そのことに嫉妬していた。でも、どうやっても自分はマサオに野球で勝てない。それなら、野球はもうやめよう。次第にワタルは、家族ともあまり口を聞かなくなっていった。

そして、その数年後に問題は起こった。

 

【続く・・・】

 

【第一話】~人生は変わる!子どもたちに学ぶちょっとブラックな食卓の物語~

コチラの記事と一緒に、下記をご覧いただくとより理解しやすくなります。

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池田快人(いけだ かいと) 20代の時に年間3,000本以上のセッションを受け持つ。現在は、数少ない女性専門の男性パーソナルトレーナーとして20代~40代の女性がこぞって通うMERISE@恵比寿の代表。 綺麗に痩せたいならダイエットなんてやめちゃえ!!と毒を吐く人。 お忍びでモデルやタレントも通う、知る人ぞ知る隠れ家的サロン 女性専門ダイエットMERISE@恵比寿http://merise-ebisu.com/